ご無沙汰しております。
本日の話題は「フィラー」です。

「フィラー」というのは、注入による治療です。
ヒアルロン酸
コラーゲン
ポリ乳酸
ポリアクリル  等があります。

注射器で皮膚の中に注入します。
刺入した針先は見えない分けですから、局所解剖の知識が大切です。

目元
法令線
口唇、口元
額、こめかみ
オトガイ  等に治療することがほとんどです。

形成外科専門医は、
顔の外傷、先天性異常、再建を通じて
上記の全ての場所、すなわち、フィラーを注入する部位に実際にメスを入れて手術することを実践してきました。
実際に皮膚の断面や皮下組織の状態を、
直接に触れて「認知」している
ことになります。

血管や神経は、解剖図とは、大違いです。
走行は立体3次元ですし、太さや針が触れたときの振るまいも、実体験として理解しています。

フィラーを血管内に誤って注入した医療事故
を聞く度に、
学生の解剖実習以来、メスを持たず、
実際の皮膚の下の血管走行を見たこともないドクターが、
誤って注入するのも当たり前か・・・
とため息がでます。

先日、眼科のドクターが手術の見学にお越しになりました。
下眼瞼リフト+眉下切開による上眼瞼リフトです。

下眼瞼を切開して、眼輪筋、眼窩隔膜、眼窩脂肪、
そして
「老け顔」の主因になっている、頬の筋膜と眼窩縁の三角に凹んだ溝(ゴルゴ・ライン)
の構造を、皮膚を切開反転して実際に見ていただきました。

Ben:「先生、ここの部分にフィラーを、この凹みの形に注入しなければいけません」
見学医師:「うわぁ、私には、できそうにありません・・・」

フィラーでゴルゴ・ラインを改善するには、上記の三角形の溝に注入しなければいけません。
我々は、普段から手術で実際に立体解剖を見ているので、皮膚の上からでも、何とか、適切な注入部位を探り当てることができます。

実際に、下眼瞼リフトのような手術を行っていない、皮膚科を含めた他科のドクターが、解剖図のイメージをもとに、フィラーを注入されていることに
「勇気があるな~」
と思います。
はっきり言って、難しいです。
実際に立体構造を理解していても、難しいです。

例えば、僕がチワワの解剖図を持っていたとして、
愛犬のチワワの顔に「フィラー」を注入することは、難しくてできません。
たかが、注入なのだから、適当に「膨らみ具合」を感じながら、その辺りに注入すればOK!
とは、考えられません。
経験則で、「結果OKなら、いいんじゃないの!」
にも、納得できません。
そんなドクターに限って「名人」を自称しています。

上記のヒトのゴルゴ・ラインにしても、実際に、質感の全く異なる
眼窩隔膜と表情筋筋膜と皮膚
のトライアングルに注入するフィラーの選択には、本当に心をくだきます。
法令線、口周囲も同様です。

多くの皆さまが、広告を見て、
フィラーの名前と価格
を比べておられますが、
「本質」を外されているとしか、言いようがありません。

どの部位に、どの種類でどの硬さのフィラーを、
どの方向から、どれだけ注入するのか・・・

実際の手術で立体解剖を熟知している、形成外科専門医にお任せいただければ幸いです。

「知っている」ことと「できる」ことは違うと思います。

水族館の「魚博士」に
「お寿司」を握ってもらおうとは思わないのではないでしょうか?

そして最後にもう一つ…

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