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先日、大学病院関係の人と雑談をしていたところ、
最近は「皮膚科の入局が増えている」とのことでした。
多いところでは1年に20名以上の入局希望があるそうです。
以前なら2~3名多くて5~6名程度ではなかったでしょうか・・・

「美容皮膚科」というジャンルが仮想されています。公的には認められていませんので、今は誰も標榜することができません。美容皮膚科学会で認められたと、勝手に標榜しておられる先生もおられますが、厚労省が認可している「標榜科」にはありません。
この「美容皮膚科」に憧れて、それを目指す入局者が増えているということらしいのです。

皮膚科専門医を取得できるまで、十分なトレーニングを受けていただければ良いのですが・・・多くの若い医師達は、3年ほど臨床経験したのち、ドンドン開業するであろうと予測されているようです。
すなわち、今から3年後には、街中が「美容皮膚科」で溢れかえる・・・ことになるのでは?・・・と。
皮膚科専門医を修得されるまで十分にトレーニングされて「美容」も診療科目に入れていかれる先生と、
皮膚科の美味しそうなところだけをかじって「美容皮膚科」を主にされる先生では、我々、形成外科専門医からしても、信頼感が違います。

美容といえば「外科」の時代が過ぎ、「ダウンタイムが短い」が特徴になっている「美容皮膚科」が氾濫してきました。
皮膚科でも、しっかりメスをもたれて、素晴らしい手術をされる先生も大勢おられますが、美容皮膚科を標榜される先生は、やたらと「手術のダウンタイム」を強調して、「ノーダウンタイム」の診療に引き込みます。
ノーダウンタイムの治療は、ダウンタイムのある治療には、結果で到底追いつきません。
結果、「美容皮膚科」なるものに失望されている患者様が増えてきました。
その結果、再び
「少しのダウンタイムなら我慢しよう・・・」
「結果が良くて安全なら、手術をしたい・・・」
という人が確実に増えています。

「フィラー」注入による「法令線」や「マリオネットライン」の治療は、「膨らまし」であって「張りをだす」とか「引き上げる」のにはほど遠い施術です。コラーゲンを増生させたり、皮膚の若返りが起こることもないので「治療」とはいいがたいものですが、タイムリーな「改善」はできます。
僕自身は「インナーメイク」というくくりで、医療技術を使った、持続性の長い「メイクアップ」と考えて施術しています。
患者様が満足しておられるので「フィラー名人」と自称される「美容皮膚科」医師もおられますが、「ダウンタイムはあるが、本当に効果的な治療」を治療メニューに持たないまま(説明できないまま)、
「手術はちょっとね・・・」「ダウンタイムがね・・・」と、啓蒙されているだけのような気がします。
「私のクリニックの患者様は、手術は希望されない方なので・・・」という、決まり文句も耳にしますが、実際に、そのような「美容皮膚科」に数年通院していたけど、期待ほど良くならないので、手術を希望されてこられる方もおられます。
「患者様が、手術を希望していない」のではなくて
「医師が手術に関して、患者様の疑問に答えていない」だけのような気がします。
自分ができないからといって、「手術」を否定的に説明するのは、「エステサロン」が「美容クリニック」を攻撃するパターンに似て???です。

<タルミを改善したい>
絶対、当日もメイクをしたい・・・それならレーザーやIPLやRF
翌日からメイクしたい・・・それならフィラーや正式なメソセラピー
数日なら我慢できる・・・スレッドリフトできちんと引き上げる
1週間我慢できる・・・ミニリフト手術+スレッドリフト
2週間我慢できる・・・フェイスリフト

全ての選択メニューがあっての「適応」の説明か?
限られたメニューを、あたかも「適応」があるように説明するのか?

その悩みに対しては「美容外科」の方が有効であることはわかっているけど、形成外科のトレーニングはしていないので、「手術」はできません・・・。
皮膚科のトレーニングも十分でないので皮膚科専門医は持っていません・・・。
でも「美容皮膚科」ならできます・・・

日本美容皮膚科学会がありますが、今後は皮膚科専門医の資格を持っている人以外は正会員と認めないことにする方向らしい・・・という話を伺いました。
日本抗加齢医学会は、自分の専門とする診療科の「専門医」を持っていないと、抗加齢医学会の「専門医」にはなれない、と決められています。
日本美容外科学会(JSAPS)も形成外科専門医の資格が正会員の条件です。

自称「トレーニングを積んだ」のか、
誰もが認める「トレーニングを積んだ」のか・・・

数年後に起こる「美容皮膚科」開業ラッシュ・・・

巻き込まれないようにしたいものです。

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そして最後にもう一つ…

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